100均の発掘シリーズをご存知ですか?
ダイソー、セリア、キャンドゥなど100均でこぞって販売されているのがこの「発掘シリーズ」です。
石膏で固めたブロックを付属の器具を使って削り、中に入っている「何か」を取り出します。
中身は恐竜の化石だったり、昆虫、海洋生物など様々。
6歳の息子が映画「ジュラシックパーク」の恐竜の化石発掘シーンに憧れてしまったことから、ここ2ヶ月ばかり100均の発掘で度々遊んでいます。
ここまでダイソー、セリアの発掘シリーズを7つ試し、それぞれの特徴やメリット&デメリットをまとめてみました。
ダイソーにもセリアにも発掘シリーズがあるけど、どこのを選んだらいいの?とお悩みの方の参考になったら嬉しいです!
発掘シリーズってどんなの?
ランキングに入る前にそもそも発掘シリーズってどんなの?と思われる方のために発掘シリーズをご紹介しますね。
こちらはセリアの発掘シリーズ。
貝殻セレクションです。
他にも恐竜化石、海洋生物、化石博物館、ラッキーストーン、レジェンドソードなどがあります。
中身は?
発掘シリーズの中身は
- 石膏のブロック
- ハケ
- 発掘棒
の3点。
ただ・・・正直、発掘棒とハケだけでは発掘が完了するまで、6歳の子供の力では1時間以上かかってしまいます。
対象年齢が6歳以上(貝殻セレクションは7歳)なのも納得です。
なので「金槌」を使っています。
発掘棒の後ろからトントンと金槌で叩いて石膏を割っていくと、大体30分以内に発掘できます。
ゆっくりでも全然いいと思うんですが、飽きっぽい息子は金槌必須みたいです💦
発掘を進めていくと、少しずつ中身が見えてきます。
ここまでくると「出てきたっ!」と大興奮。
「きっとここまで中身があるから・・・」と削り方もこの辺りから慎重さを増していきます。
発掘完了!コアクキガイが入っていました。
「やったー!!」と大喜び。
このわかりやすい達成感がクセになるみたいで、ハマった模様です・・・。
レアアイテムが入ってることも
貝殻シリーズはレアアイテムとして真珠が入っているものもあるようです。
真珠ですよ!真珠ッ!!
ちなみに今まで7個ほど発掘してきましたが、残念ながらレアアイテムが入っていたことはありません。
簡単に出会えるものではなさそうです・・・。
DAISOの発掘シリーズの特徴
何度か試したことがあるのはこの3種類。
他にもいくつか種類があるみたいですが、息子セレクトでこの3つになります。
それではダイソーの発掘シリーズの特徴をまとめますね。
全6種類のうち、2種類入っている
ダイソーの発掘シリーズはブロックが大きいんです。
それもそのはず、1つのブロックになんと2つも入ってるんです!
ここがダイソーの発掘シリーズの魅力でもあります。
中身は塩化ビニル樹脂
上記の画像にある3種類「昆虫」「「恐竜化石」「海洋動物」の3種類は少なくとも全て塩化ビニル樹脂製。
例え乱暴に石膏を壊したとしても、中身が割れてしまう心配はありません。
ただし、単色で仕上げられた塩化ビニル樹脂製なので、やや安っぽい感は否めません。
レアアイテムはなし
ダイソーの発掘シリーズはレアアイテムはありません。
中身は全6種類と決められています。
レアアイテムが出るかもしれない、というワクワク感がないのはちょっと残念ですね。
ということで、ダイソーの発掘シリーズのメリット&デメリットをまとめると・・・
メリット
- 1ブロックで2個のアイテムが出てくる
- 塩化ビニル樹脂製なので乱暴に発掘しても割れない
デメリット
- 塩化ビニル樹脂製のアイテムがやや安っぽい
- レアアイテムが入ってない
発掘したアイテムを飾りたいな~という方にはダイソーよりセリアの方がいいと思います。
セリアの発掘シリーズの特徴
セリアの発掘シリーズはダイソーよりも種類が豊富。
ちなみに、人気で売切れなことが多い「原石」「ラッキーストーン」などの鉱石系発掘シリーズは今回は購入できませんでしたが、こちらも発掘しがいがあります。
アイテムが精密
上記は「化石恐竜」という発掘シリーズから出てきたアンキロサウルスですが、とてもリアルです。
発掘している中身がリアルだと形が見えてきたくらいからテンション上がるようです。
この発掘恐竜に限らず、セリアの発掘シリーズはダイソーと比較すると精密なものが多いです。
レアアイテムがある
セリアの発掘シリーズはレアアイテムがあるものがほとんどです。
どうせ発掘するなら「もしかしてレアアイテムが入ってるかも?」というワクワク感と一緒に発掘した方が楽しいですよね。
ハケと発掘棒が天然木
天然木製の方が見た目に好きってだけです。
それと全てが天然木ではなく、一部はダイソーと同じ赤いプラスチックのものもあります。
天然木は力を入れすぎると折れてしまうリスクはあります。
その分慎重に扱うようになるのも、見ていていいな、と感じる部分です。
以上の特徴を踏まえ、セリアの発掘シリーズのメリット&デメリットをまとめると・・・
メリット
- アイテムが精密でリアル
- レアアイテムがある
- 発掘棒とハケが天然木でできている
デメリット
- ダイソーと比べるとブロックが小さい
- 1個しかアイテムが入っていない
ダイソーの発掘シリーズがおすすめなのはこんな人
- アイテムが割れる心配をせずに発掘したい
- アイテムがたくさん欲しい
- 大きいブロックを発掘したい
- レアアイテムは不要
セリアの発掘シリーズがおすすめなのはこんな人
- 発掘するアイテムにリアルさを求める
- 中のアイテムが壊れる可能性があるからこそ丁寧に発掘したい
- レアアイテムに期待する
- ブロックの形も色々あった方が楽しい方
個人的にはダイソーよりもセリアの方が好みです!!
発掘した7アイテムをすべて紹介!
発掘前後は必ず画像を残しています。
せっかくなので発掘した全アイテムをご紹介しますね!
まずはダイソーから!
DAISO「恐竜化石」
首の細い子が入っていましたが、ビニル樹脂製なのでガンガン削って叩いて、削って叩いていきます。
アバトサウルスとティラノサウルスの化石。
ティラノサウルスが立たないのが残念でした。
DAISO「海洋動物」
薄くなった石膏は手でもバリバリ割れます。
カジキマグロとタコでした。
やっぱりせめて色がついててほしい・・・。
DAISO「昆虫」
ちょっと目を離したすきに発掘しちゃっていました。アイテムが薄いと石膏から引き抜けてしまうみたいです・・・。
「ネプチューンオオカブト」と「蝶」でした。
蝶って・・・。
セリア「化石恐竜」
こちらは石膏ブロックが卵型↓
「何これ!どこの部分??」など息子氏盛り上がります。
アンキロサウルスが出てきました。
めちゃリアル。
セリア「海洋生物」
あれ?色なし?と思いきや・・・
ちゃんとエイでした。
セリア「レジェンドソード」
子供心をくすぐるのじょうず!!
丁寧に発掘したところ・・・
ホースマンズフレイルが出てきました。
「十字軍の騎士が馬上で用いたもの」だそう。
早速調べていました。
セリアの発掘シリーズは細かな説明つきなので、発掘したものを調べたりと興味の幅が広がります。
セリア「貝殻セレクション」
セリアの発掘シリーズの中では貝殻シリーズが一番小さいです。
対象年齢もこれだけが7歳から。(他は6歳から)
入ってるのは本物の貝殻。
雑に扱うと割れます。
時間がかかる発掘シリーズと言えますね。
難易度高い「コアクキガイ」。
発掘シリーズの中では貝殻シリーズが一番好きみたいです。
発掘玩具の効果とは?
無心で遊ぶ発掘玩具。
知育観点からはどのような効果が期待できるのかをまとめました。
集中力のアップ
何が出てくるのだろうかと期待に胸を膨らませて取り組むことで、集中力が高まります。
指先の細かな運動による脳活性
石膏を割る、削る際の微妙な力加減は指先の運動能力を高めます。
指先の細かな運動は脳の活性化を促します。
成功体験を得られる
取りかかりから発掘まで簡単なものであれば約30分。
あきらめずに発掘終了まで頑張ることで達成感を得られます。それと同時にアイテムを取り出すという成功体験も経験できます。
成功体験は例え小さなものであっても積み重ねることで自分への自信となり、自己肯定感を高めてくれます。
興味の幅が広がる
自分が発掘したものが何か、興味を持ったり調べたりする行為に繋がることもあります。
これにより興味の幅が広がり、知識の習得だけでなく興味を持って調べることの楽しさも経験することができます。
空間認識力・想像力の刺激
発掘していると、アイテムの一部分が姿を現します。
そうすると、この部位がどこだろうか、だとしたらどんな形で石膏の中に入っているのかと想像します。
見えない石膏の中を想像する力、空間を把握する力などが培われます。
まとめ・夢中になることが能力を伸ばす
知育観点も含めてダイソー・セリアの発掘シリーズをご紹介してみました。
人は夢中になることで自己の脳力を高めていくという理論があります。この「時間を忘れるほど夢中になる経験」はフローと呼ばれ、フローを頻繁に経験する人はクリエイティブなひらめきや発想が生まれやすいそう。
子供は夢中になるのが得意ですよね。
「夢中になって何かを成し遂げること」にはいい効果がたくさん詰まっています。
発掘シリーズはこれにぴったりな玩具だと思います(発掘が好きなら)。
興味がある方はぜひダイソーやセリアの発掘シリーズを試してみてくださいね。
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